千葉工業大学 学生フォーミュラ プロジェクト
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今日は雨降り,寒い一日でしたね. FCITの研究室ではカゼが蔓延し,代わる代わる病床に伏せているメンバーがちらほら. みなさんもカゼにはお気をつけて. インフルエンザにはもっと気をつけてください. インフルエンザの検査やるときの棒を鼻腔に突っ込まれ, 若干出血しました,どうも小山です. ボクはちなみに普通のカゼでした さて,昨日に引き続き活動状況のご紹介! 今日は予告通りカウリング班の模様をお送りします. 班といっても1人ですけどね,という悲痛の叫びが聞こえてきそうですが, そこは聞かなかったことにしましょう カウル班は11月,12月は他パートの加工部品の手伝いをしてくれていた関係で, カウル班らしい加工はやってきませんでした. ウレタンボードの山を見かけると, 「あ~,そんな時期か」とつぶやくものです カウルの加工風景をのぞいて見ましょう. ↑ 加工中 ↑ 加工後 我らが工作センターの名機?ウォータージェット切断機でウレタンを切ります. とてもきれいにビシっと切ってくれます. 伊達に日本刀と対決してませんね.(トリビアの泉参照) 切った型はこんな感じで重ねていきます.接着はボンドです. (ネダボンド 680円) よくみるとてっぺんに四角い穴が開いていますが, これは型を崩れさせないように心棒をさしていた穴です. 工夫してますね 型を積層したばかりの状態では,段差が付いているのですが, この段差をカッターと紙やすりで落とした後, パテを塗り,さらに削ることで表面を滑らかにしていきます 型作りはカウルの仕上がりに直接影響するところなので, 根気のいる地道な作業になります. おおよそ型の表面を整えたら, このようにアルミテープを貼っていきます. 型の表面にはこの後,ワックス・離型剤・樹脂を塗布していくのですが, この樹脂がものによってはウレタンを溶かすものがあるらしく, その保護のためにアルミテープを貼っているわけですね そんなこんなで大学内でやる作業の紹介はここまでにして, ここから先は,カウル製作において全面サポートしてくれている, 「TET'S RV」様の工場での作業風景をお届けします♪ 作った型を持参し,まずやることは離型剤の塗布です. 無色透明なので,アルミテープの色がむき出しですが...
離型剤を塗布したあとは, ←こいつを塗ります. 高級ポリエステル樹脂ゲルコート. 高級です 型の表面はアルミテープを貼っているおかげで凹凸があるため, それを緩和するために塗布しているとの事. 本来は繊維の凹凸を隠す表面処理のための樹脂のようですが, 用途的にはそこまで間違ってはいないようですね. そして,いよいよガラス繊維の登場です! このようにガラスクロスを型にのせ,樹脂を塗布し,を繰り返すことで, ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)は作られます. 今日も長々とblogにお付き合い頂き,ありがとうございます. 明日は現在溶接街道まっしぐら!のフレーム班にスポットを当てたいと思います. それではまた明日