ひっそりと「つづき」です。
製作については、他の人にお任せします。もちろん作業はしますが。
それでは、おまけです。以前コラム的なものを載せてみたのですが、チーム内で以外にも好評だったので、また載せてみたいと思います。しかし、チーム内で好評だったということだけで内容を考えれば、単なる自己満足ですので、この活動についても考えてみたいと思います。
このごろカタールのドーハが注目を集めています。理由は石油でリッチだからなのですが、ちょっと前までは、石油でリッチな都市といえばアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ、ドバイでした。しかし、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界経済の低迷により、ドバイの経済成長にも陰りが見え始めています。多数の建築工事などの中断が、それを物語っているのですが、ドーハはそれほどまでにサブプライムローン問題の影響を受けておらず、現在でも大型プロジェクトが多数進行中です。
ここまで読んで、まったくフォーミュラの活動に関係ないと思った人がいれば、その意見は至極正しいことを認めますが、もう少しお付き合いください。
さて、この二都市明暗を分けた理由としては、その戦略に大きな違いがあるからなのですが、どちらも石油依存からの脱却を目指している状況で、根本的な立場に大きな相違はなかったといえます。そして、その戦略のシナリオには思い描いた時点で大きな優劣はがあったとは思えません。確かに、ドバイの戦略には、現時点では甘かったというしかないのですが、それを描いた時点で世界のどれくらいの人間がサブプライムローン問題に気が付いていたでしょう。気が付いていた人たちもいたようですが、起こるまではそんなことは夢にも出てこないような、そんな感じが経済を満たしていました。
さてここから、考えさせられることはプロジェクトを進める上で、現状に甘んじることは不可能ともいえることです。絶対的に後退しなくても、相対的には確実に後退していきます。誰の言葉かは忘れたのですが、「現状を維持することは、ベストを尽くすことに他ならない。」と言っていたのを覚えています。
しかし、いくらベストを尽くそうと失敗するときはするのです。石油が産出されるからといって、決してその産出量が豊富ではなかったドバイは懸命に石油からの脱却という朝を向かえようとがんばったはずです。しかし、計画とうりには進みませんでした。今の弊チームもそのような状況といえるのですが、それでも前進することしか許されないのが現実です。特にお金と時間と、人間が大量に消費される活動であるわけですから。改めて、計画とは計画に過ぎないのだと思ってしまいますね。だからこそ、計画は計画的に。あらっ、やっぱり、自己満足で終了してしまってますね。
次にお目にかかるときは8月の中旬以降ですが、こんなに載せてしまってネタあるのでしょうか。不安です。それでは、また。
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