FCIT: Formula Chiba Institute of Technology, 2011 BLOG

日本の夏，溶接の夏，どうも溶接番長です．

さて，今週土曜は先週に引き続きエンジンマウントの製作を行いました．
 部品はほぼ出来上がっているので今回は溶接班の仕事ぶりを主に紹介していきます．

これが今日の溶接班メンバーです．
 仕事前のミーティング…ではなく，
なにやらTIG溶接機の異常ランプが点灯しているとのこと．
再度正規の手順で起動したらランプは付きませんでした．

 




まずは，準備運動に溶接部のクリーニング．
美しく強靭な溶接を行う基本ですね！！
仕事の良し悪しは下準備で８割方決まるとはよく言ったものです．
ところで，火花が飛ぶ加工ってなんだか，こうワクワクしません？

続いてエンジンマウントの大黒柱を溶接し組み立てていきます．

この柱の頂上にはこのエンジン
マウントの目玉である，ロータリーヘッド
（今，勝手に名づけま した）が付き，
エンジンを回転させて正立と倒立の
2つの姿勢に固定できます!
二人の溶接もだいぶ様になってきたようです．
 



そして，2人が溶接をしている間に私が急遽その場で作った
固定用プレートを，大黒柱下部に取り付けます！
なぜかプレート上部にも穴が開いていますが， 別に穴あけを
間違えたから逆さにしてやり直したわけじゃありませんよッッ!!
…そう，これは接合強度が足りなかった場合にプラグ溶接するためで…
ごめんなさい…． ともあれ，土台に大黒柱が立ちました！




そして対辺側の2本柱ASSYもサクッと組み立てました．しかし，ASSYと土台との固定部の
ボルト締結用穴あけが 間に合わず，とりあえずクランプで固定し，ついに棟上げです！！










これが噂のロータリーヘッド．
うーん，この剛と柔のコントラストがまた…．